阪神坂本誠志郎捕手(27)が、2試合連続スタメンで適時打&1号ソロの奮闘も、巨人と引き分けに終わった。

大山悠輔内野手(26)が2日連続でベンチ入りメンバーから外れた一戦で、伏兵が奮闘した。8番坂本が1点ビハインドの2回に一時同点となる左前適時打。さらに1点勝ち越された4回には今季1号となるソロ本塁打で再び追いついた。

投げては先発西勇輝投手(30)にアクシデントが発生した。1-1の2回1死二、三塁。1番松原の二ゴロで1点を失った場面で、マウンドの西勇は右手を上げて自らベンチに下がった。そのまま矢野燿大監督(52)が交代を告げて馬場皐輔投手(26)にスイッチした。西勇は今季この試合まで6勝9敗ながら、前回6日DeNA戦では6回無失点の好投で勝利。リーグ終盤戦で底力を見せていた。

阪神は巨人先発菅野に7回2失点と抑えられ、その後の投手リレーも打ち崩せなかった。逆転優勝へ向け、負けられない一戦で痛い引き分け。首位ヤクルトが勝利したため、優勝マジックは1つ減り「8」となった。