ソフトバンク高谷裕亮捕手(39)が26日、福岡市内のホテルで来季の契約を結ばないことを通達された。

ペイペイドームで取材に応じ「正直、そういう話で連絡をいただいたのは昨日が初めてで、こういう時期にその電話があると言うことは、そういうことだろうなという覚悟はしてたんですけど。正直、戸惑っているというか、まだあんまり整理できていない部分はありますね」と話した。

高谷は06年の大学・社会人ドラフトでソフトバンク入り。近年は膝の故障に苦しみながら、終盤を締める「抑え捕手」など、ベテランの経験を買われ重宝されていた。プロ15年目で40歳になる今季も20試合に出場。26日のシーズン最終戦までベンチ入りしていた。

今後については「続けたい気持ちは、プロである以上はあるんですけど。突然の話で、まだ頭の中で整理できていないところはあります。膝もきつい状態だったので、あと1年、2年、頑張れればと思い始めていたところだったので。今すぐにというのはちょっとあれなので、数日、時間をいただいて、考えようかなと思います」と話した。