ロッテの育成ドラフト4位、幕張総合(千葉)・村山亮介捕手(18)が15日、千葉市内のホテルで支度金300万円、年俸230万円で契約した。

高校通算38本塁打の右の長距離砲。補強ポイントである「打てる捕手」候補として指名された。「ついに千葉ロッテに入団したんだと、素直にうれしい気持ちがあります」と話し、球を受けてみたい選手には「佐々木朗希投手」と163キロ右腕の名前を即答した。

高校からZOZOマリンまで徒歩30分、中3夏にはマリーンズカップ(千葉県中学硬式野球大会)で優勝した超ご当地選手。ZOZOマリンで行われた同大会の決勝戦では、千葉西リトルシニアの7番捕手として反撃ののろしを上げる適時二塁打を放っている。

体を引き締めるべく、減量中ながら現在の体重は103キロ。子どものころから荻野貴司外野手に憧れを抱きつつ、打撃では114キロの「アジャ」こと井上晴哉内野手を目標にしている。CSファーストステージ(対楽天)第1戦のサヨナラ勝ちに感銘を受け「大観衆、大歓声の中で早く試合をやりたいと思いました」と志を高くした。

幕張総合からは初のプロ野球選手になる。「育成なので、まず技術を磨き直して、いずれ1軍でホームラン王とか打点王を狙える選手になれたら」。青写真を支えに、まずは支配下昇格を目指していく。【鎌田良美】(金額は推定)

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