オリックスが9回にヤクルトのクローザー、マクガフから3点を奪い、逆転サヨナラで初戦を取った。

1-3の9回。先頭紅林が右前打で出塁。四球と犠打野選で無死満塁とし、宗佑磨外野手(25)。低めのスプリットを振り抜き、二遊間をゴロで抜いた。中前適時打で走者2人が生還し、同点とした。

なお無死、一、二塁から、吉田正尚外野手(28)が一振りで決めた。初球の高め真っすぐを振り抜き前進守備の中堅の頭を越した。二塁走者が生還し、サヨナラ勝利。吉田正は歓喜のウオーターシャワーを浴びた。「しびれましたね。正直あまり覚えていないです。今年の1年間諦めないで戦ったシーズンが出たような(試合だった)」と振り返った。「この勝ちを自信にして」と、第2戦以降の勢いにつなげる。

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