あの男が、本格的な冬を間近に控えた北国を熱くした。日本ハム新庄剛志監督(49)が11月30日、「ファンフェスティバル2021」で、日本ハムの一員として、15年ぶりに本拠地札幌ドームに戻って来た。

監督就任後、初めてファンの前に姿を現し、歓声を浴びた。暗転した会場の中、真っ白のランボルギーニのカウンタックに乗って登場すると、スポットライトの下「北海道に帰って来ました!」と絶叫した。

<新庄監督とランボルギーニ>

イタリアが誇る自動車メーカー「ランボルギーニ」は、新庄監督が愛してやまないスポーツカーの名門ブランドだ。小学校1年生の頃から同社の名車種カウンタックにあこがれ、阪神入団4年目の93年、カウンタックで登場。95年オフの契約更改交渉には、ランボルギーニ・チータで乗りつけた。排気量5000ccというスーパー4輪駆動車の見た目はまるで戦車で、居合わせた報道陣を驚かせた。