今季途中に金銭トレードで阪神から移籍した日本ハム谷川昌希投手(29)が2日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、50万円減の900万円でサイン。「阪神時代は出来なくて」と黒髪から金髪に大変身し「来季は勝ちパターンに入れるように」と、意気込んだ。

仰天の告白だった。一足早く、11月30日のファンフェスティバルで金髪姿を披露。その理由について「僕、すごく薄毛なんですよ。美容師さんに相談したら『肌の色と一緒にしたら目立たないよ』って言われて」と打ち明け「やってみたら、見事に目立たない、目立たない。皆から好評で、これ行けるぞ! と」と、ご満悦だ。ちょうど、新庄剛志監督(49)が身だしなみについてSNSで呟いていた時期と重なり「体形は変えられるなと思ったけど、『髪はどうしたらいいのかな? やべーな、どうしよう』って」と、悩んでいたという。

今季、中継ぎとして期待され4月中旬に加入したが、1軍での登板は、わずか9試合にとどまった。左打者対策として新たにフォークボールを磨き、さらには長年の悩みもスッキリ解決。来季へ向け「(得意の)シュートはガンガン投げていきたいし、内角へ怖がらずに投げられるところを見て欲しい。結果を出して、チームの輪に入っていかないと」と誓った。(金額は推定)