ソフトバンク中村晃外野手(32)が22日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み、現状維持の年俸2億4000万円プラス出来高でサイン。来季は4年契約の最終年となる。

「うまくいかないことがたくさんあったし、悔しいシーズン。ずっと試合に出させてもらったが、思うような成績を残せなかった」。139試合に出場し打率2割4分5厘。選手会長として最終年に結果を残せず中村晃は悔しさを募らせた。

プロ15年目となる来季は全試合出場&タイトル奪取を目標に掲げた。「優勝して日本一。個人的には全試合に出て何かタイトルを取りたい」。藤本監督は「1番」での起用も視野に入れている。「全員、横一線の競争。アピールして試合に出られるように頑張りたい」と気持ちを引き締めた。(金額は推定)