初夢は日本シリーズ関西ダービー! 阪神糸井嘉男外野手(40)、オリックス吉田正尚外野手(28)による新春対談が実現した。球界の超人軍団を形成する2人は夢の関西ダービー、新庄BIGBOSS、佐藤輝、極上の打撃論に至るまでぶっちゃけトークを展開。背番号にちなんで7つのテーマについて語り尽くした。【取材・構成=桝井聡、真柴健】

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<1>背番号7

糸井、吉田 新年明けましておめでとうございます!

糸井 こうやって2人で対談って珍しいな。お互い背番号7にもなってね。

吉田 糸井先輩には電話したんですよね。発表の前に。最初はビックリされてたけど、喜んでくれてましたよね。

糸井 報告がありますって言われて、いや、何? と思った。そしたら来年から背番号7番になるとなって。もう、関係はないんやけど、自分は。もちろん、自由なんだけど、そうやって連絡くれたのがね。次につけてくれるのが正尚。うれしかったね。でも、よく34を変えたね?

吉田 結構、愛着もあって、定着もしていたんですけどね。迷いました。

糸井 ブライス・ハーパーが好きやから、34にしたんやもんな?

吉田 GM(福良GM)とも話して、(現在ハーパーがつけている)3番には変えれんわなと(笑い)。安達さんの。でも、全然、僕、3番を狙うとかじゃなかったので。何かを変える、そこで1桁で。やっぱり7番を。

糸井 3+4=7やからね!

吉田 どのチームも7番といえばチームのスター選手がつけているイメージですね。僕はオリックスの7番といえば糸井さんのイメージ。そこからずっと空いていたんで。このタイミングなのかなと。7年目のシーズンですしね。いろいろプラスに考えて。

<2>関西ダービー

糸井 実現しそうだったことなので、もちろん今年はそこを目指してやね。

吉田 めっちゃ盛り上がりそうですね。日本シリーズ関西ダービーってなれば。

糸井 オレ、両方のベンチいます。解説じゃなくてリポーターをしときます。解説ができひんからリポーターをします。ほんまに実現しそうなことやったんで。関西ダービー。日本シリーズ。1回やってみたいよね。

吉田 盛り上がりますし、実際やってみても甲子園でもすごいですし、京セラでやってもちょっと黄色が多いなって思いますけど。どうなんですかね? オリックスと阪神の2球団を応援する関西人の方いるんですかね。

糸井 いるいる。オレな、代表!

吉田 そういう意味でも2つ代表で。絶対に盛り上がるやろうなとは思います。

糸井 ホンマに優勝を達成出来ず去年は惜しかったけど、輝の失速のせいでいけなかったんで輝を鍛えて(笑い)。最後みんなチーム全体が失速した感じはあるんで、頑張ります!

吉田 僕も背番号を変えたし、特別そんな何かが変わることはないかもしれないですけど、心機一転。毎年ですけど数字をしっかり残したい。チームの連覇もかかりますし、ここから強いオリックスというイメージをつけるためにも2022年今年も強いっていうところを、見せれるように。そのためにも打線で引っ張って。何事にもトライすることは常に持ちながら、けがなく1年間やりたいですね。