DeNAドラフト2位徳山壮磨投手(22=早大)が、貫禄の“おかわり”宣言をした。

新人合同自主トレ2日目を終え、まだ余裕を感じさせる表情。「これでしんどいとは言ってられない。チームの練習プラス自分でやらないといけないことは明確になっている」。前日の初日には1位小園健太投手(18=市和歌山)が疲労感を口にしても「大げさです」と一蹴。大卒の即戦力らしく言い切った。

午前中の体幹強化に加え、午後はグラウンドで練習をこなすが、初日からさっそく1人でおかわりした。「肩のトレーニングと体幹をプラスアルファでやっている。1人で2時間くらい」。大学1年のとき、肩を壊してから強化メニューは欠かさない。習慣化されたトレーニングをプロでも敢行し「まだまだ大丈夫。物足りないという感じは正直なところあるんですけど。継続していければ」と、同期とのリードを広げる。

おかわりは選手寮の食事でも止まらない。「朝昼晩おいしくて、あれも食べたいこれも食べたいって満足し過ぎてどんどん体がでかくなりそう」と充実のスタートを切った。この日は三浦監督に加え、小谷コーチングアドバイザーも視察。「キャンプ入ったらすぐ勝負。やれることを精いっぱいやっていきたい」と2月を見据え積み上げていく。【栗田成芳】