巨人丸佳浩外野手(32)が11日、ジャイアンツ球場のある神奈川・川崎市の麻生警察署で一日警察署長を務めた。同日に「交通事故、犯罪のない安全・安心なまちづくり」キャンペーンが実施されていることを受け、委嘱された。丸は「初めてのことで気持ちの引き締まる思いです。この思いをプレーに生かしたい」とあいさつすると、パトカーや白バイに乗車して撮影に応じるなど積極的に啓発活動を行った。

-警察の印象

子どもが学校の行き帰りで嫌な思いをしたことがあって、警察の方に相談したところ、子どものことを思って呼びかけてくださり、子どもも安心して、その後、生活してくれている。感謝しています。

-一日警察署長として

野球選手は(一般の人が)目にする機会がたくさんある。防犯活動は常日ごろからやらないと効果がない。今後も野球選手の前面に立って伝えていければ。

-警察官の印象

かっこいい。悪い人たちを捕まえる、困っている人を助ける、頼りになる。僕は選手としてはまだまだ頼りになる選手じゃない。頼りになるなと言っていただけるように頑張りたい。

-白バイやパトカーの運転席に乗車した感想

バイク自体が乗ったことなかったから感動しました。パトカーはね…今後の人生の中でも、後部座席には乗りたくないなと思います(笑い)。運転席と助手席だけにしたいなと思っています(笑い)

-優勝パレードだとパトカーにお世話になる

ここ数年できてないですからね。しっかり日本一になって、なかなかコロナとかがあって難しいですけど、落ちついた時に日本一が決まってできたら一番だと思いますし、そういった時にお世話になりたいなと思います。

-「署長」と呼ばれて

あんまりまだ呼ばれてないです(笑い)。「そうなんだな」とは思いますけど、変な態度をとったら逮捕します(笑い)