春季キャンプでA班(1軍)スタートが決まった育成2年目の長谷川信哉内野手(19)は「今からも、キャンプでもしっかりアピールしていきたい」と支配下へ向けた決意を語った。

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22日、埼玉・所沢で自主トレでは陸上スプリントコーチである秋本真吾氏(39)から走り方の指導を受けた。俊足は武器の1つだが、足が「後ろに流れる」とのフォームの修正点も見つかり、今後の貴重な糧となった。「練習で直していければ」。足でチームに貢献できる力を示し、存在感を出していく。

前日21日の全体会議で春季キャンプのA班入りが決定。その知らせは寮でマネジャーから聞いた。「やってやろう」と気持ちは引き締まった。昨秋に就任した平石打撃コーチからは、気になった選手として挙げられていた右打者。課題はバッティングだが、昨夏のエキシビションマッチでは育成ながら1軍に抜てきされ、本塁打も放った。肩も強く、内外野と多くのポジションもこなせる背番号122。少しでも早く3桁の番号を卒業する覚悟で、1軍での活躍を目指す。