DeNA東克樹投手(26)が、「心技体」でスケールアップした。この日、神奈川・横須賀市の球団施設「DOCK」で自主トレ。座った捕手を相手に約30球投げた。今オフは「お尻ぷりぷり計画」と題し、肉体改造に着手。「お尻だけじゃなく、全体的にもっこりした」と筋肉量が3キロ増の61キロへと進化し、体脂肪が減った。

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「心」は滝行で鍛えた。愛工大名電のチームメートから紹介され、名古屋市守山区の「修験道場大本山倶利加羅不動寺」で挑戦。気温7度の中で滝に打たれ「すごく寒かった」と苦笑しながら「打たれた後は体がポカポカした状態で。不思議な感覚」に包まれた。「達成感だったり、極寒の中で耐える精神力とか。精神的に強くなったと思います」と手応えを示した。

新たな「技」も習得した。昨年12月から中日笠原と自主トレ。自身のチェンジアップより球速の遅いチェンジアップを教わった。「感触はかなりいいのかなと。しっかり習得できたら武器になる」とキャンプで精度を高める。20年2月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年9月に1軍復帰。今季の目標に「規定投球回をクリアすることが一番」と力を込めた。【久保賢吾】

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