阪神の佐藤輝明内野手(22)ら若手4選手が、沖縄・南風原町の県立南部医療センター・こども医療センターを訪問した。

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06年から訪れている鳥谷敬氏が「現役選手が来ることが、より子どもたちの力になる」と球団に依頼し、受け継ぐ形で一緒に参加した。

鳥谷氏は若虎に「子どもたちが試合を見に来た時に、自分が出てないのは申し訳ない」と試合に出続けることの大切さを説いた。プロ野球歴代2位の連続試合出場「1939」の偉業を達成した原動力の1つが子どもたちの存在。思いを聞いた佐藤輝は「甲子園に招待して、しっかり試合に出て、すごく元気になってもらえるようなプレーをしたい」と決意を新たにした。

コロナ禍の影響で直接の交流はできなかったが、小児病棟の約60人の子どもたちにユニホームや帽子などを贈った。和気亨院長(62)は「来年からは『自分たちが』と若い選手が言ってくれた。とてもうれしかったです」。今後も鳥谷氏を中心に活動を続けていく。

▽阪神小幡竜平内野手(21) たくさん良いプレーをして(子どもたちに)喜んでもらえる姿を想像しながら、自分もモチベーションを高くしてやっていきたい。

▽阪神遠藤成内野手(20) まずは1軍の試合に出て、子どもたちに笑顔だったり、元気を与えられるようなプレーができるように頑張りたい。

▽阪神高寺望夢内野手(19) 試合で一生懸命プレーして、その中で元気を届けられるように頑張っていきたい。