中日立浪和義監督が(52)が初陣を飾った。

監督就任後初の対外試合となる日本ハムとの練習試合(北谷)。2回に1点を先制されたが、その裏に阿部の本塁打などで逆転すると、3-1で迎えた5回には「3番・左翼」でスタメン出場したドラフト2位鵜飼航丞外野手(22=駒大)が左翼フェンス上段への特大2ランで加点した。

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守備の乱れもあったが、先発小笠原を始めとする5投手が、日本ハム打線を4失点(2自責)と粘り、3点差をつけ日本ハム新庄監督との新任指揮官対決を制した。4アーチが飛び出す攻撃力が前面に出た快勝に立浪監督は「見事な本塁打が4本出た。効果的なところで出たのでシーズン中も欲しいですね」と笑顔。試合終了直後には、この日「4番・三塁」でスタメン起用した3年目石川昂からウイニングボールを手渡された。「ボールは選手からの気持ちですから、ありがたくいただきます」と話した。