日本ハムの新球場を保有、運営する「ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」は21日、持続可能なまちづくりの一環として、23年春に北海道・北広島市内に開業する北海道ボールパークFビレッジ内に、キッズラボグループ(本社・東京)による認定こども園を開園すると発表した。

施設概要は以下の通り。

◇名称:「キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園」(通称「キッズラボ ボールパークこども園」)

◇構造:木造平屋建て

◇敷地面積:約2500平方メートル

◇延床面積:約700平方メートル

◇定員:認定こども園74人、病児保育2人(予定)

◇運営:キッズラボグループ(学校法人英進学園)

◇着工:22年5月予定

◇開園時期:23年4月1日

具体的な取り組みとして、隣接する農業学習施設と連携した食育活動や病児施設の併設(北広島市内初の病児保育設置)、園バスの運用(遠足利用などで、こどもたちの原体験に役立てる)など球団と連携した保育などの活動を予定している。

キッズラボグループ(学校法人英進学園)の西原優博理事長は「SDGsでは『誰1人取り残さない』ことを目標としています。これから20年後に大人になる今のこどもたちに我々は何を残していけるか。私たちが目指すのは、子どもたちの“幸せな未来をつくる”こと。そんな未来を実現するために、輝いた大人が近くにいて、さまざまな体験ができるボールパーク及びFビレッジ構想は、こどもたちが育つ理想が詰まった場所であると確信しています。そのような環境の中で認定こども園が実現できることに、ワクワクしております。北広島市とファイターズとともに一体となって、こどもたちの幸せな未来をつくっていきたいと思います」と、コメントした。