西武育成2位指名の滝沢夏央内野手(18)が5日、関根学園の卒業式に出席した。1月の新人合同自主トレ、2月の2軍キャンプでプロ生活はスタートしているが「久しぶりに上越(市)に帰ってきて、みんなに『頑張れ』と言われた。小さいころからあこがれていた関根学園に入って夢をかなえた。感謝の気持ちでいっぱいです」。

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1日には首脳陣の要請で1軍の練習に“1日武者修行”した。野性味あふれる守備は「ほめていただいたので自信に変えてもっと伸ばしたい」と言う。1軍選手のプレーに圧倒されながらも「あの舞台で活躍するのが目標」と明確になった。身長164センチと小粒ながら「スピードが落ちない程度のパワーをつけたい。早く活躍しなければいけない。それが恩返し。まだ遠いけれど」。卒業式で早期に支配下登録を実現させるパワーも充電していた。【涌井幹雄】