阪神の新守護神候補カイル・ケラー投手(28=パイレーツ)が、11日からの甲子園3連戦で異例の早期実戦デビューを飾る可能性が浮上した。先発タイプのアーロン・ウィルカーソン投手(32=ドジャース3A)とともに6日に米国から来日。米国ではブルペン入りするなど調整を続けてきた。あとは実戦感覚のみ。10日にチーム合流予定で状態を確認し、今後の方向性を決める。チーム浮沈のカギを握る右腕がいよいよベールを脱ぐ。

<外国人選手の来日スピード出場>

▼オリックス・サイモン 内野手。05年7月1日に来日すると、翌2日ソフトバンク戦に「6番一塁」で即先発。だが3打数無安打に終わった。

▼ソフトバンク・オーティズ 内野手。オリックス、ロッテでプレーした経験があり、09年4月24日に来日し、同28日の西武戦に「6番三塁」で先発。2回の第1打席で先制2ラン。

▼中日・ロドリゲス 投手。18年7月22日に来日。2軍戦登板を経て同29日の巨人戦でデビュー。3番手で1回を無失点に抑えた。

▼阪神・ソラーテ 内野手。19年7月21日に来日すると、2軍戦を経て、同26日の巨人戦に「2番遊撃」でスタメン出場。7回に決勝の2ランを放った。