入団会見前の新助っ人が来日初アーチを放った。7回に日本ハムの新外国人レナート・ヌニエス内野手(27=ブルワーズ3A)が、西武田村の高めに抜けた変化球を左翼席に運んだ。「最高の気分。ファームで調整している間も打撃コーチとしっかり練習してきて、それがいい形で結果として出たと思う」と喜んだ。新庄ビッグボスも「60本くらい打つんじゃない? ヒットを(笑い)」と冗談を交えながらご満悦の様子で評価した。

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12日、13日の教育リーグでは変化球に苦戦する場面が目立ったが、修正力の高さを見せた。第1打席でも安打を放っており、オープン戦は5打数4安打となった。

新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、8日にチームに合流したばかり。「まだ試合のリズムに慣れないといけない段階なのでもっと状態を上げていきたい。日本人投手は投球フォームも違い、変化球が多い印象があるので、ビッグボスから言われているように、できるだけ多くの投手と対戦して早く対応できるようにしたい」と意気込んだ。入団会見もまだ行えていないが、ここまで頼もしい姿を見せている。