緊急先発テストに合格した。西武のドラフト2位、佐藤隼輔投手(22=筑波大)がオープン戦最終戦で初先発。5回を1安打3奪三振2四球で無失点と好投した。右内転筋の張りで急きょ登板を回避した今井の代役だった。

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18日のリリーフから中2日のマウンドも「1週間のルーティンみたいなのが体に染みついていないので、そこまで動じることなくできたと思う」。今井が投げる予定だった開幕2カード目初戦、29日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発する見込みとなった。

1回2死一塁ではヤクルトの4番村上に全球直球勝負を挑み、149キロで空振り三振に。4回には新球フォークでサンタナを同じく三振に仕留めた。結果的にドラ1隅田とともに、ルーキー左腕2人がそろって開幕ローテ入り。25日の筑波大卒業式は欠席予定だが「1軍にいられているのがうれしい。(卒業証書は)友人が受け取ってくれると思う」と、野球に専念する。