阪神ラウル・アルカンタラ投手(29)が1軍に合流し、出場選手登録された。2年目の助っ人右腕は球団広報を通じ「ようやくここに戻ってくることができてうれしいし、しっかり準備はしてきたから、少しでもチームに勢いをもたらすことができるように頑張るよ」とコメントした。

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2月春季キャンプで左足関節を捻挫していたアルカンタラは、23日にウエスタン・リーグのオリックス戦で実戦復帰。30日にも同リーグのソフトバンク戦で1回3人斬りと好投した。当初は2軍戦で連投を予定されていたが、開幕5連敗のチーム状況から昇格が前倒しとなった模様だ。

来日1年目の昨季は主に中継ぎとして24試合に登板し、3勝3敗、6ホールド、防御率3・49の成績を残していた。

代わって新外国人のカイル・ケラー投手(28)が出場選手登録を抹消された。課題のリリーフ陣の立て直しへ、背番号44に白羽の矢が立った。