悔しい“開幕戦”になった。左足首の捻挫から1軍復帰し、即フル出場で内野安打2本を放った日本ハム野村佑希内野手に笑顔はなかった。

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「ヒットが出たことは良かったですけど…」。2回無死一、二塁で迎えた、今季初の打席は遊撃への内野安打。満塁へと好機を広げた今季初安打にも「あそこで内野安打じゃなくて、しっかり打っていれば、また違った展開になっていたと思う」と、反省した。

春季キャンプ終盤で故障離脱し、リハビリ期間で「体、打撃、全部。キャンプからやってきたことを見直した」。さらに再認識したのは、自身が求められているのは何か-。「あそこでタイムリーを(打ってほしいと)ベンチが求めて(1軍へ)上げてくれたと思う」。だから、悔しい。先制機で得点を生み出せず、チームは10試合目で早くも今季4度目の0封負け。「チームを勝たせたいと思って上がってきた」というジェームスは必ず、やり返す。