東大に05年秋以来となる開幕戦勝利はならなかった。

開始早々の1回に2安打し死球、敵失も絡んで一挙3点を先制した。追いつかれたあとの4回にはエースの井沢駿介投手(4年=札幌南)にソロ本塁打が出て勝ち越した。しかし、7回に再度追いつかれ、8回に7失点して振り切られた。

井手峻監督(78)は「ああいう(3点先制の)試合はしたことがないんで、難しい」と振り返った。

6回途中で降板した井沢は「自分の調子自体は悪くなかったが、先頭を出したのが苦しかった原因。カットボールを見逃されたのも苦しかった」。初本塁打については「真っすぐしか来ないと思って振ったらたまたま」と話していた。