西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。

昨年7月に11年ぶりにテレビ解説して以来。

【ニッカン式スコア】20日のDeNA-阪神戦詳細スコア

巨人時代以来という久しぶりの横浜スタジアム。「やっぱり興奮しますね。プロの球筋が近くで見られるので自分が打席に立っているように思えますよね」とうれしそうに話した。

開幕から歴史的な低迷を続けている阪神。

「個人的な話ですが、僕の父親が大ファンなんです。親友も大ファン。電話で話したらボヤキが止まらないんです。今日、解説しながらめちゃくちゃ応援しています。自分も経験ありますが、ベンチが重い空気になるんですよ。佐藤選手だったり、梅野選手だったりが打ってくれたら乗っていくんですが。もうそこまで来ているんですがね」

打線が上向くポイントについては攻めの姿勢を挙げた。

「振っていくことが大事。打者は受け身なんですが、攻めていかないといけないんですよ。球種で迷っているというのを感じる。まだ数試合ですが。自分が思うにはちょっと勝負をかけるのが遅い。打者有利のカウントでどんどん振っていかないと。投手にカウントを作られると不利になる。昨日も横浜の打者の方が手を出している。ファーストストライクを打てばどんな打者でも打率は高くなる。見逃さずにどんどん振っていってほしい」と期待した。

【関連記事】清原和博氏が阪神佐藤輝明の本塁打王に期待「見ている限りは大崩れしないだろうなという打撃」