オリックス先発の山本由伸投手(23)が、1打席でバットを2本折る、衝撃の球威を披露した。0-0の2回2死二塁。日本ハムの7番浅間への3球目、150キロ直球でバットを折ると、6球目は144キロのフォークで再びバットを粉砕。力のあるボールで東京ドームのファンを沸かせた。連勝が18で止まってから初の先発マウンドで、再び存在感を出した。

だが、両軍無得点で進んだ4回、先頭の3番近藤から、松本剛、石井に3連打を浴びて1失点。山本が3連打を浴びるのは、昨年5月28日のヤクルト戦以来、約11カ月ぶりだった。さらに無死一、三塁から重盗を許し、2点目を失った。

0行進で進んだ7回、打線がようやく山本を援護。紅林が加藤から左翼席へ1号2ランを放ち、エースの黒星を消した。山本は7回で降板したが、6安打2失点で10奪三振。18連勝が始まった昨年5月28日のヤクルト戦から、22試合連続QS(6回以上、自責3以内)を達成した。

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