新型コロナウイルス陽性明けの阪神伊藤将司投手がウエスタン・リーグのソフトバンク戦で24日ぶりの実戦マウンドに立った。6回からの2イニングを1奪三振1四球1安打で1失点。「次に向けての反省もあった。自分の投球ができるように、それを生かしてやっていきたい」と前を向いた。

4月12日に陽性と判定され、隔離期間を経て同21日から2軍練習に合流。4月6日の1軍DeNA戦以来となった実戦で、問題なく再スタートを切った。6回2死二塁から3番真砂に左前適時打を浴びたが、7回は3者凡退。平田2軍監督も昨季10勝左腕に「感覚を取り戻すところだから。投げることで良くなってくるよ」と信頼を寄せる。

次回は6日からのウエスタン・リーグ中日3連戦での登板が予想される。「少しでも早く1軍に上がれるようにしたい」と伊藤将。順調に調整が進めば、5月中旬の1軍ローテ復帰も可能となる。

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