中日岡田俊哉投手(30)は今季初登板、8年ぶりの先発で5回7安打3失点だった。

4回無死一塁から嶺井の1号2ランで先制され、5回無死二塁では佐野に右前適時打を許した。先発は14年5月16日ヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来だった。

降板後に「8年ぶりに先発として登板するまでに、いろいろな方々のサポート、後押しがあって、マウンドに上がる事ができました。先に相手に得点を与えてマウンドを降りることになり、申し訳なく思います」とコメントした。

智弁和歌山から09年ドラフト1位で入団し、13年に1軍デビュー。中継ぎで活躍し、同年は66試合に投げ、先発は3試合。翌14年は5月半ばまで7試合に先発した後、リリーフに専念した。17年の左手血行障害の手術を挟んでその後も19年に13セーブを挙げるなど、昨年まで通算で先発10試合、救援338試合の計348試合を投げ、19勝21敗、19セーブ62ホールド、防御率3.43としていた。

昨秋就任した落合ヘッド兼投手コーチの方針の下、先発再挑戦を決断し、春季キャンプから先発として調整を続けてきた。

【ニッカン式スコア】4日のDeNA-中日戦詳細スコアはコチラー>