右足コンディション不良で2軍で別メニュー調整してきたジェフリー・マルテ内野手(30)が、約1カ月ぶりに実戦復帰した。

2軍中日戦に「3番DH」で出場。4打席に立って無安打ながら、志願のフル出場と意欲十分だった。

投げては先発村上頌樹投手(23)が6回1失点と好投した。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

-マルテが実戦復帰

「4打席意欲的に立たせてくれということで、もし9回に追いつかれたらどうするんだと言っても『もう1回立たせてくれと。このままじゃ終われない』みたいな。そういう意欲をすごく感じたし、明日(7日)は状態によっては守りもつかせようかなと思ってる」

-もともとの予定は2打席くらいか

「いやいや、本人のあれで最低3打席。その状態を見て4打席行って、3打席終わって『代走出そか』と言ったら『もう1回立たせてくれ』と。志願の4打席だね。9回(の打席)もあれだったら行くって言うし」

-先発村上は粘った

「そうだね。今日はこの前のソフトバンク戦(4月29日、6回無失点)よりよくなかったかと思いながらも、しっかりとゲームをつくる、あの1点ね、(適時打を許した)石岡は今一番いいバッターなので、バッテリー含め、初球の入り方がちょっともったいなかったかなと。まぁこのくらいは、その後しっかり抑えられてるし。頌樹は悪いなりにもちゃんと投げられる」

-小幡が1軍から合流

「バッティングもね、あれやったけど粘ってレフト前打ったところなんか全然問題もないし、上でゲーム出られてない状態だったからこうやって出て、打席に立って、調子を上げて行って。やっぱりレギュラーで使いたくなるような選手だと思う。見たやろ。初回の守備(滝野の二遊間の打球を逆シングルで捕球し、一塁へ送球)。他の選手だったら内野安打になってた。何げなくやってるけど大きいよ」

-北條が昇格した

「北條は1軍で頑張ってくれればいい。ああいう貴重な存在なんで。1軍のニーズに求められるプレーヤーになる、なんでもええねん。元気でも。存在感が北條は、1軍で求められるところなんだから。それで持ち味を出してくれればいい」

-2安打1打点の井上は追い込まれてからいい打撃

「いやいやぁ、どうしたんやろね。井上“巧打”にしたい。『こうた』だけど。名前を変えようか(笑い)どうや? (記事で)使ってよ!」

【関連記事】阪神ニュース一覧>>