阪神井上ヘッドコーチも青柳にざんげした。力投した右腕に「うちのエース。パーフェクトをやられているという中で、やっぱりさすが。意地を見た」と褒めたたえた。ただ、中日大野雄の前に沈黙を続けた打線には心配顔。「あれだけのピッチングをしている青柳に申し訳ないなという気持ち。明日からも試合は続く。そこの奮起を期待するしかない」と続けた。

7試合連続で4番に座る大山は、4試合、19打席連続でノーヒットと精彩を欠いたまま。延長10回に佐藤輝が二塁打を放った直後、唯一だったチャンスで二飛に倒れ、4打数無安打だった。井上ヘッドは「打順も踏まえて、ちょっとこう…味付けしなきゃいけないかなとは思いますね」と説明。クリーンアップを含めた打順改造も含めて打開策を練る。