広島ライアン・マクブルーム内野手(30)が先制2ランをたたき込んだ。直近2戦の3発と大暴れだ。

両軍無得点の6回無死一塁。フルカウントから阪神先発西勇輝投手(31)の甘く入った変化球をとらえた。高い放物線を描き、左翼席前列に突き刺さるチームトップの5号2ラン。1試合2発を放った8日DeNA戦(マツダスタジアム)に続く2戦連発。5回1安打無失点と好投していた床田寛樹投手(27)を援護した。

「集中して粘りながらしっかり打てる球を待つことができた。チームの勝ちに貢献できるように引き続き頑張ります」

入団会見で「適応能力」が自身の売りと誇った新助っ人。「1度やられた投球に対しては次の打席ではやられないように対応してきたのが自分の強み」と宣言していた。

1、2打席目と速球で西勇に打ち取られていたが、3打席目に変化球を仕留めた。