ロッテ小島和哉投手(25)は責任を背負い込んだ。

「勝てるピッチングができなかったので申し訳ないです。自分の勝ち以上に、毎回僕の登板の試合で(チームが)勝てていないので、そこだけがすごく悔しいです。本当に申し訳なく思います」

楽天田中将との投げ合い。伸びのある真っすぐに変化球を低めに集め、0を重ねた。打線の援護がない中、5回に柿沼の捕逸と適時内野安打で2点を先制されたが、6回、7回は0で踏ん張った。110球を超えていたが、志願して8回もマウンドへ。

だが、先頭への四球に味方の野選などからピンチを招き、追加点を奪われた。この回途中で降板。7回1/3、7安打5失点(自責4)。139球の力投を見せたが、今季4敗目を喫した。自身の1勝目が遠いが、チームの勝ちにつながらなかったことで自らを責めた。

井口資仁監督(47)は「もう気迫というかね、そういうのはしっかり見せてくれました。野手が、それに応えられていないというとこだけ」と、援護できなかった打線の責任とした。

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