オリックスの新外国人のジョー・マッカーシー外野手(28=レンジャーズ3A)が、1軍出場2試合目で来日1号を含む猛打賞をマークした。出場選手登録された前日20日楽天戦に続いて、5番DHで先発出場。2回無死一塁の初打席で楽天先発の早川の変化球を捉え、左前に運んだ。一塁ベースに到達し、一塁の田口ベースコーチにほっとしたような笑顔を見せた。

「どんな選手にとっても、最初の1本というのはとても大変だと思うし、まずはその1本目を打つことができて、本当にうれしく思っているよ! もちろん自分にとってもうれしいヒットだったし、何よりチームの先制点につながってくれてよかったよ」と胸の内を明かした。

20日は4打数無安打。だが第4打席で右翼に大きな飛球を放ち、中嶋監督も「惜しかったなあ、最後…。でもまあ、楽しみですね」と期待感を明かしていた。

マッカーシーの初安打で一、二塁と好機は広がり、2死からの伏見の左中間適時打で先制の2点を呼び込んだ。

さらに4-0の8回無死一塁で、右翼へ弾丸の1号2ラン。ダメ押しの2点を奪ってみせた。

◆ジョー・マッカーシー 1994年2月23日生まれ、米国出身。バージニア大から15年ドラフト5巡目でレイズ入り。19年から21年まではジャイアンツに所属し、20年にメジャーデビュー。4試合で無安打だった。22年からはレンジャーズに所属。191センチ、100キロ。左投げ左打ち。愛称はマック。

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