マイナビオールスターゲーム2022(7月26日=ペイペイドーム、同27日=松山)のファン投票第1回中間発表が1日、行われ、ロッテ佐々木朗希投手(20)がパ・リーグ先発投手部門で3万6896票を集め、1位に立った。

プロ3年目の佐々木朗は今季、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成。野球ファン、国内の枠を超え、注目された。5月終了時点で5勝を挙げ、両リーグ最多の94三振を奪うなど、力強い投球を続けている。2位はオリックス山本由伸で約2万票差で追っている。

また、佐々木朗とのバッテリーで完全試合をアシストしたロッテ松川虎生捕手(18)も3万8333票を獲得し、パ・リーグ捕手部門で1位に。市和歌山から昨秋ドラフト1位で入団した大物ルーキーも、いきなりファン投票で球宴選出される可能性が出てきた。

両リーグを通じて最多得票は一塁手部門の西武山川穂高内野手で5万2025票。セ・リーグの抑え投手部門で巨人のルーキー守護神、大勢が1位につけている。

◆オールスターの選手選抜 ファン投票によりセ、パ各ポジション1位を選出(外野手は3位まで)。最終結果は7月6日に発表する。選手間投票は12球団の支配下登録選手全員が投票。監督選抜枠は出場監督が選出。プラスワン投票はファン投票、選手間投票、監督選抜各枠で選ばれていない選手の中から再びファン投票を行い、セ、パ両リーグから1選手を選出する。