阪神ドラフト5位の岡留英貴投手(22)が、1軍本体に合流した。このまま10日に出場選手登録される見込みで、プロ初の1軍昇格となる。

岡留は沖縄尚学、亜大を経て阪神に入団。1月上旬に新型コロナウイルスに感染し新人合同自主トレへの合流が遅れたが、その後は順調にステップを踏んできた。

2軍公式戦には16試合に登板し、15回1/3を投げ4失点、防御率2・35。4月30日のソフトバンク戦から8試合連続無失点と好成績を挙げている。前日9日の2軍オリックス戦(鳴尾浜)には7回1死一塁で登板し、ラベロを併殺に仕留めていた。

サイドスローとスリークオーターの中間から投げ込む変則右腕。現在の阪神1軍の救援陣にはいないタイプで、貴重な“右殺し”として期待がかかる。

 

◆岡留英貴(おかどめ・ひでたか)1999年(平11)11月7日生まれ、沖縄県糸満市出身。小学1年から野球を始め、兼城中では軟式野球部に所属。沖縄尚学高では2年秋からベンチ入りも甲子園出場はなし。亜大では1年秋からリーグ戦に登板。直球の最速は150キロでカーブ、スライダー、ツーシーム、カットボールを操る。好物はタコライスで、好きな沖縄の方言は「ちばりよー」。趣味はサウナ。家族は両親と姉2人、妹1人。180センチ、87キロ。右投げ右打ち。

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