リーグ戦再開に向け、西武辻発彦監督(63)は打線復調の自信を示した。

「期待しかない。打線は本当に良くなってくると思います」。チーム打率は2割2分7厘だが、交流戦最後の2試合は、ともに12安打。打率1割6分9厘の森からも、調子が上向く気配を感じ取る。「優勝した時は夏場に非常に強いというイメージがある。8月終わった時点で優勝を狙える位置にいればいい」と青写真を描いた。

 

○…右親指痛で出場選手登録を抹消されている中村は、17日オリックス戦での昇格が見送られることが濃厚になった。この日の全体練習ではフリー打撃は避け、ノックや室内でティー打撃を行った。中村は「とりあえず、けががよくなるように。段階を踏んでやっている」と状態を説明。辻監督は「何日間遅れたって慎重にやってくれと言っている」と無理には昇格させない構えを示した。

▽西武高橋(17日オリックス戦に先発)「1人1人切って、流れを引き寄せたい。自分のやるべきことに集中し、いかに淡々とできるか。しっかり勝ちにつながるような投球をしたい」

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