ソフトバンクは26日、新外国人のタイラー・チャトウッド投手(32)が米国の病院で「右肩関節鏡視下関節唇形成術」を受け、無事に終了したことを発表した。球団によると、競技復帰まで約6~8カ月を要する見込み。今季はまだ1軍登板がなく、来日初登板は来季以降に持ち越しとなることが濃厚になった。

チャトウッドは米国出身で11年にメジャーデビュー。16年にはロッキーズで先発投手として12勝を挙げた。18年にカブスへ移籍し、ダルビッシュとは3年間ともに先発ローテーションを回った。メジャー通算は52勝。150キロ後半の力強い直球や、150キロを超えるシンカーが最大の持ち味。

◆タイラー・チャトウッド 1989年12月16日、米国生まれ。08年の米大リーグドラフト2巡目でエンゼルスから指名されプロ入り。11年にメジャーデビュー。12年からはトレードでロッキーズに移り、16年に先発として自己最多12勝をマークした。18年に移籍したカブスではダルビッシュと同僚だった。21年はブルージェイズでプレーし、シーズン途中からはジャイアンツでプレー。右投げ右打ち。180センチ、91キロ。

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