首位ヤクルトと2位巨人との一戦は、日本テレビ系で全国中継された。この日の放送では「ボリュメトリックビデオ(自由視点映像)」を導入。複数のカメラで撮影された映像をつなぎ、3D空間を再構成する技術で、自由な位置、角度から臨場感あふれる映像を見ることができる。東京ドーム内には、通常の中継カメラに加え、専用カメラ92台が設置され、実際の選手の動きがバーチャル映像のように楽しめる。

2回の巨人中田翔内野手(33)の8号ソロの様子は、捕手からの視点で始まり、左中間席へと飛ぶ打球をまるで鳥の目線のように追いかける、かつてない角度の動画で紹介。初体験の“映像美”に、解説の高橋由伸氏、工藤公康氏、五十嵐亮太氏も驚き、「DRAMATIC BASEBALLサポーター」のKAT-TUN亀梨和也は、巨人坂本勇人内野手(33)が遊撃守備時に、打者やカウントによってポジションを変えるエピソードを紹介し、「このへんをぜひご覧いただきたい」と、新たな野球中継の楽しみ方を提案していた。

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