中日の借金が今季最多の「13」に膨れ上がった。左肩痛から復帰のビシエドを3番に据える打線で連敗脱出を狙ったが不発。大島、岡林の1、2番コンビが4安打で出塁も、5度の得点圏で、ビシエドの二ゴロでの1得点が精いっぱいだった。20イニング適時打なしで3連敗。DeNA戦5連敗で対戦成績は1勝8敗になった。試合後の立浪監督の一問一答は以下の通り。
-初回に3失点
「(桑原の)盗塁悪送球からピンチを広げて、非常に痛い3点になってしまった」
-初回無死三塁になった2番大田の打席途中から前進守備にした
「カウントが追い込まれていたので、三振を取れる確率もある。追い込まれていたら打者も普通なら、いいところに投げられれば当てるだけの打撃になる可能性が高い。(結果の右前適時打は守備が)後ろに下がっていてもヒットだったかもしれないけどね」
-小笠原は初回3失点に
「あそこからつながれてしまった。立ち上がりから球が高かった。全般的に追い込んでから真ん中付近の球が多かったかな。トータルしたら、あとはよく踏ん張った。(攻撃では)チャンスはけっこうあったので、問題はそこ」
-打線は四球を4つ取って、得点圏は5度
「5回もあった? あー、それはあかんね。結局、二ゴロの1点だけ。タイムリーは出ていないからね。もう1回いろいろ徹底して。やってはいるけどなかなか、というところ」
-打者もボール球に手を出す場面も
「5回(2死満塁)の阿部のところ。あそこ(カウント1-1)での1球が我慢できればかなり、2ボール1ストライクになるところで、フォークを振ってしまっている。あの辺の意識を変えれば、見られたボールじゃないかな、と思った。阿部もいいところで打ってくれているが、今日はあの1球が(相手を)助けた」
-1、2番は塁に出ている
「出塁(できていること)は悪くはない。いい方だと思う。あとはクリーンアップでどうかえして、どう点を取るか。うちの場合はそこ」
-ビシエドの状態は
「そんなに悪くはないと思う」
-DeNAとの対戦成績は1勝8敗
「投手陣が3点に抑えている。いつもは打たれることは多いけど。初回の3点だけなので、打つ方ががんばらないといけない」
-栗山監督がU23で根尾を先発させると
「1イニングだと思うんですけど、まだ(投手に)なりたてなので、そんなにアレしないでくださいよとは言ったんですけど。使ってくれるのは非常にありがたいし、いい経験になる」