ヤクルトは9日、高津臣吾監督(53)、山田哲人内野手(29)ら、1軍メンバーの選手スタッフ合わせて大量14人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。この日、午後6時から行われる予定だった阪神戦(神宮)は中止になった。新型コロナによる試合中止は今季12試合目。

山田と浜田太貴外野手(21)は8日に体調不良を訴え、PCR検査を受けた結果、陽性判定を受けた。その他の12人は、この日受けた定期PCR検査で陽性が判明した。自主隔離のうえ、所轄保健所の指示を待っているという。

高津監督は球団を通じて「十分に注意をしてきたつもりですが、このような事態になってしまい、本日の試合を楽しみにしていたファンの皆様には大変申し訳なく思っております。また皆がそろった時には、素晴らしい戦いをすることをお約束します。このたびはファンの皆様やたくさんの方々にご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした」とコメントを発表した。

 

陽性判定を受けた選手、スタッフは以下。

・山田哲人内野手

・浜田太貴外野手

・高津臣吾監督

・石井弘寿投手コーチ(44)

・高梨裕稔投手(31)

・清水昇投手(25)

・田口麗斗投手(26)

・松本直樹捕手(28)

・内山壮真捕手(20)

・奥村展征内野手(27)

・長岡秀樹内野手(20)

・丸山和郁外野手(22)

・青木宣親外野手(40)

・スタッフ1人

 

ヤクルトは2軍でも8日に石山泰稚投手(33)と丸山翔大投手(23)が陽性判定を受けた。2軍関係者へのスクリーニングPCR検査を行った結果、この日新たに川端慎吾内野手(34)と球団スタッフ1人の感染が判明し、2日連続でイースタン・リーグDeNA戦(平塚)が中止になっていた。

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