中日が7戦目で甲子園初白星を挙げた。1-0で迎えた9回に守護神ライデル・マルティネス投手(25)が同点を許したが、延長11回に途中出場の三ツ俣大樹内野手(30)が勝ち越し中犠飛、平田の1号ソロも出て逃げ切った。試合後の立浪監督の一問一答は以下の通り。

-延長11回に勝ち越した

「ビシエドがいい形で出てくれた。昨日はああいう形(4打数無安打)だったんで、今日は気合入っていた」

-三ツ俣が犠飛を決めた

「あのケースは三ツ俣に託した。バントがうまいのでスクイズも考えたが、カウントが良くなったので、三ツ俣にかけた。見事に期待に応えてくれた」

-平田の1号ソロも

「代打の切り札的な存在はいないし、非常に助かります」

-守護神R・マルティネスが追いつかれた

「先頭を取ればかなり有利になったと思うが、初球のフォークボールが落ちず、あのヒットが非常に痛かった。ここ(最近では)初めて点を取られたが、また次からやってくれると思う」

-高橋周が途中交代した

「このへんの脇腹が…。多分、抹消になるのかな。病院行って、ちょっと炎症がある」

-A・マルティネスもスイングで左手が離れる

「左手が離れるというのは相当、悪いんでしょう。ちょっとそこも考えないといけない」

-3回の攻撃前に円陣で自ら話した

「打てることもミスすることもあるけど、打つ時、守る時はしっかり切り替えてと。打てない時はしっかり守るとかね。打てなかった打席を守備にまで持っていくなと。1つ1つ切り替えて終わってから反省すりゃいいんだからと」

-甲子園で初勝利

「甲子園でずっと勝てていなかった。9回に追いつかれた時、先攻なんで後攻めが有利になる。嫌な予感はしたんですけど、全員が頑張った。まず一つ勝てた。良かったと思う」

-大野雄も好投した

「勝ちは消してしまったんですけど、1点では最後やっぱりこういう形になる。追加点をまた取れるように、明日からやっていきたい」

-清水が1死二塁を背負ったときにマウンドに自ら行ったが

「先頭の四球を出したんで、四球出すなら思いきって勝負いって、打たれる分には打たれて来いと。逃げて四球は良くないと、ゲキにはいった。ああいうところで自信にしてもらいたい」

▽中日R・マルティネス(9回3番手登板で1失点し、連続無失点試合が28でストップ)「点を絶対取られたくなかった。その後は切り替えて、次の点を取られないようにと思って投げた」

▽中日三ツ俣(途中出場で延長11回決勝中犠飛)「走者をかえすつもりで打席に立った。大野雄さんに勝ちをつけられなかったことが悔しいが、勝てたので良かった」

▽中日平田(延長11回に2年ぶりの今季1号ソロ)「1打席1打席でアピールしないといけない。結果を残せるのはうれしい。祖父江が楽に投げられるように2点差にしたくて、狙って打ちに行った」

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