楽天武藤敦貴外野手(21)が、プロ初本塁打を放った。

1点を追う8回先頭で迎えた第3打席。カウント2-2から、平良の外角140キロフォークをすくい上げた。右手1本で振り抜くようにスイングし、ライトポール際への同点ソロ。「自分でもやったことのないバッティングをしたので、頭の中で考えていたことが体に染みついて勝手に動いてくれたのかな」と喜んだ。

チームを敗戦から救い、延長12回引き分け。4時間21分の長い試合となったが、終了後も興奮は冷めやらぬ状態。「まさか入るとは思っていなかったので、まだ実感がないような気がします。(本塁打後のベンチでは)すみません。興奮しすぎて何も覚えていないです」と初々しさを見せた。

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