マイナビオールスターゲーム2022」第1戦(ペイペイドーム)は2-2の9回2死走者なしで、全パ日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が左翼ホームランテラスへサヨナラソロを決めた。MVPに選ばれ、賞金300万円をゲット。MVPの賞金でチームの裏方さんにプレゼントを、という新庄監督の指令を完遂した。

初出場の清宮が9回2死からサヨナラ本塁打。オールスターのサヨナラ本塁打は86年第3戦吉村(巨人)以来、36年ぶり7本目。9回打ち切りとなった92年以降では初のサヨナラ本塁打となり、「9回2死」からは延長があった時代を含めて初めてだった。初出場の年に打ったのは74年第1戦高井(阪急)86年第3戦吉村に次いで3人目だが、吉村は出場3試合目。出場初戦でサヨナラ本塁打は初打席で打った高井以来2人目だ。また、清宮の23歳2カ月は吉村に並びサヨナラ本塁打の最年少記録となった。