ソフトバンクは28日、育成の黒瀬健太内野手(24)と支配下選手契約を結んだと発表した。ペイペイドーム内で三笠杉彦GMと会見した黒瀬は「素直にうれしい思いです。自分の長所は長打力。ホームランや長打を打ちたい。しっかり1軍で結果を残していきたい」と抱負を話した。

黒瀬は初芝橋本から15年支配下ドラフト5位で入団。高校通算97本塁打を放つなど長打力を買われ「右の大砲」候補と期待されたが、不振や故障もあり18年オフに戦力外となり育成契約。育成4年目の今季はウエスタン戦36試合に出場し、打率2割6分、7本塁打をマークするなど打撃面の成長を見せていた。

2、3軍の監督時代に指導した藤本監督も今春の宮崎キャンプから黒瀬の成長に期待を寄せいていた。背番号は「12」に決まった。