中日が広島に競り勝ち、今季初の敵地3連勝を飾った。

2点リードの9回にR・マルティネス投手(25)が1点差に迫られる。なお2死一、三塁で坂倉を空振り三振に仕留めてゲームセットと思われたが、ファウル判定に変更。直後に二盗を決められ、一転サヨナラのピンチとなったが投ゴロに打ち取り、もつれにもつれた試合を勝ちきった。

三振判定が覆った際、審判に確認作業を行った立浪和義監督(52)は「いろんなことがありましたけど、勝ちきれたことが大きい。(最後は)あそこで打たれたら悔やまれるが、よく抑えてくれた」とヒヤヒヤ勝利を喜んだ。

チーム課題の敵地&屋外球場で結果を出した。前半戦はロードゲームで12勝28敗1分けと大きく負け越した。28日には猛暑のマツダスタジアムで午後2時から練習を行った。首脳陣は慣れることが対策の第1歩と位置づけたが、いきなりその成果が出た。

▽中日R・マルティネス(9回、1点差に迫られながらも逃げ切り23セーブ目) 点を取られてピンチも作ってしまったけど、チームが勝ててよかったです。

▽中日松葉(新型コロナに感染し8日以来の先発。5回4安打1失点に) 久しぶりの実戦でいつもより緊張感はありましたが、ピンチでも落ち着いて投げることができました。次回はもっと長いイニングを投げられるように頑張ります。

▽中日ビシエド(8回の逆転2点適時打を含む3安打3打点) きょうはいい試合だった。いいところで打てた。

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