阪神は1発に泣いた。

4連勝後に2連敗。2位DeNAとの差は7ゲームに広がり、借金は3となった。

痛恨の放物線に、伊藤将司投手(26)はマウンドで立ち尽くした。浜口遥大投手(27)の投げ合いが続いていた0-0の7回。2死満塁で投げ込んだ直球を桑原将志外野手(29)に左翼席まで運ばれた。

伊藤将は前回登板のヤクルト戦も0-0から村上に3ランを浴びた。2年目で初の満塁被弾が、またも痛すぎる1発となった。DeNAには今季4試合でいずれも好投していたが、8月絶好調の2位チームの勢いに押し切られた。

打線も浜口を打ち崩せなかった。阪神の0封負けは今季23試合目。63年の球団ワースト24試合にあと1となった。

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