阪神岩貞祐太投手(30)が27日、出場選手登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。

岩貞は球団を通じ「FA権を取得できたことは素直にうれしいです。シーズン中なので、今はまだ目の前の試合に集中するだけですし、何も考えていません。これまでの和田監督、金本監督、矢野監督に使っていただいて、チームメートや裏方のみなさんに支えていただいたからこそ取得できた権利だと思うので、みなさんに感謝しています」とコメントした。

横浜商大から13年ドラフト1位で入団。16年には先発ローテーションの一角を担い10勝を挙げるなど、19年までは先発一筋で登板を重ねてきた。20年のシーズン途中から中継ぎに配置転換され、21年は46試合に登板し、12ホールドを挙げた。

今季は岩崎、湯浅の46試合に次ぐチーム3位の44試合に登板し、2勝0敗、7ホールド、防御率1・54と安定した成績を残している。18日のヤクルト戦では自己最速を更新する154キロを計測するなど、9年目で進化した姿をみせている。

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