今春の覇者、明大が今季初勝利を挙げた。

長短13安打を放ち、11点を挙げた。

もっとも東大の反撃を許し6回終了時には2点差に詰め寄られる展開。最終回にも本塁打を浴び、決して喜べない内容だった。

田中武宏監督(61)は開口一番、「早く帰って練習したいです」。「打つ、投げる守る、すべてにザツだと途中でいいました。明日の試合が始まるまでの行動を見てみたい」と話した。

3安打した1番打者の村松開人主将(4年=静岡)も「いいスタートとは思えない。締めた試合をしないとのちのち響く。チーム全体を締めないと」と話し、笑顔はなかった。

▽東大・阿久津怜生外野手(プロ志望届を提出したあとに右翼中段へアーチ) ガッツポーズが勝手に出てしまいました。(プロ志望届を)出したから打てるということはないです。

▽東大・中井徹哉内野手(初回先頭打者本塁打) 高校3年の練習試合で打って以来のホームランです。ずっと打ちたかった。左打ちですが、左投手イヤじゃないんです。