奇跡の逆転優勝を目指すDeNAが、最下位中日に痛恨の逆転負けを喫し、首位ヤクルトの優勝マジックが10となった。

先発ロメロが好相性の中日を相手に粘りの投球を見せながら、6回途中3失点で8敗目。1死満塁から登板した2番手の平田が、押し出し四球で決勝点を奪われた。

チームは、10日の阪神戦から4試合連続で1失点以下で5試合連続達成なら、大洋時代の60年9月21~27日(6試合)以来、球団62年ぶりだったが、3失点で止まった。

打線は2回に宮崎が11号2ランを放ち、一時逆転したが、散発7安打で3回以降は無得点と沈黙した。

同点の1死満塁から平田への継投について、三浦監督は「ちょっと、しんどい場面で行ってもらいましたけど。ちょっとコントロールできなかったところですね。結果論ですからね」と話した。

この日が今季のバンテリンドーム最終戦。ここまで同球場では10勝をマークしており、勝てば球団記録の97年の11勝に並んだが、あと1勝届かなかった。

6日からの9連戦は5勝4敗と1つの勝ち越しで終えたが、首位ヤクルトとのゲーム差は6に広がった。15日の休養日を挟み、16日の広島戦(横浜)からは10連戦が待ち構える。

▽DeNAロメロ(6回途中3失点で8敗目)「粘りのピッチングはできたと思います。その中で要所で失投があり、そのボールを捉えられてしまった」

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