阪神があと1死から逆転を許した。2点リードの9回。守護神岩崎優投手(31)が桑原に適時打、2死一、二塁で佐野の適時打で同点に追い付かれ、2死満塁から楠本に右前適時打を浴びた。守護神が一挙3点を失って逆転負け。矢野燿大監督(53)も苦悶(くもん)の表情を浮かべた。
-岩崎が流れを止められなかった
「うん、まあ逃げたわけじゃないんで。その点はあれやけど(責められない)。任すしかなかったんで。それは受け止めています」
-8回の逆転劇
「もちろんその前に点を取らなあかんと思うけど、(陽川)尚将が1発で流れを変えてくれたんでね。フミ(原口)のタイムリーも大きかったし、なんとか粘りをみんな見せてくれたとは思います」
-先発青柳は粘った
「うーん。まあ粘ったと言ってもヤギの求めているピッチングじゃないと思うし、これでいいというピッチングでもなかったと思うけど。まあ、まだあると思うので。頑張ってもらいたい」
-悔しい1敗
「まあね。もちろんこの負けは痛いし、悔しいし、流れ的にも大きな1敗になるかも知れないけど。でも、何か決まったわけでもないので。試合も残っているので、その中で逆転できるチャンスがあると信じて戦っていくしかないと思うので。その思いをぶつけていきます」