法大の優勝の可能性が消えた。

今季抑え役だった篠木健太郎投手(2年=木更津総合)を初先発させたが、制球が定まらず5回を5失点。リリーフ陣も踏ん張れずに大敗した。

1勝5敗となり、残り試合に全勝しても、首位を行く明大(6勝1分け)には届かなくなってしまった。

加藤重雄監督(66)は「きつい1敗になった。背水の陣で篠木を起用したが、思いのほかコントロールがばらついて。引っ張りすぎた私の責任です」と話した。中1日(4日)で第2週の残り試合、対立大3回戦を行う。「負けたショックで(打開策は)何も思いつかないが、負けのままでは終われない。法大らしい野球を取り戻し、残る3カードで勝ち点3を取り切りたい」と言い聞かせた。