明大が法大に快勝した。開幕戦の引き分けから、これで6連勝。単独首位を快走する。一方、法大は5連敗となり、優勝の望みが消えた。

打で圧倒した。3回、1死満塁から宗山塁内野手（2年＝広陵）の左犠飛で先制。さらに押し出し四球で追加点を挙げた。5回は1点を挙げてなお2死一塁、山田陸人内野手（4年＝桐光学園）が左越え2ラン本塁打を放った。小刻みに得点を挙げ、法大を引き離した。

ドラフト候補に挙がる村松開人内野手（4年＝静岡）が2安打2打点と打線をけん引した。6回、1死三塁から二塁への適時内野安打を放ち、1打点。8回にも2死一、二塁で右前適時打をマークし貴重な追加点をもたらした。「個人的には調子は良くない。つなぐ意識で打席入っているのでよかったと思います」と話した。しぶとく安打を重ね、4割6分4厘で打率リーグトップに立った。

チームは今年の春から2分けを挟み10連勝も、田中武宏監督（61）は「まだまだ残りカードを見ても、気は抜けない。これからもしっかり準備をしていきたい」と、なお気を引き締めた。